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受講者コラム 海外専門家等招へい(招へい先:東京)
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インバウンド等向けコンテンツ制作と演者の技術力及び対応力強化に向けた人材育成

株式会社ashibi enterprise(業種:観光関連産業)

(企業担当者) 代表取締役 當山 浩さん

研修期間
令和元年6月17日~令和元年6月21日(実研修4日間)

目的
インバウンドや企業向けコンテンツ(ショーや体験プログラム)の制作と合わせて、演者の実演技術や対応力の向上を目指すため、日本を代表する殺陣師の五代新一氏を招へい。刀の使い方や所作だけでなく、基本動作一つひとつの意味やショーで使える殺陣の技術などを多角的に習得し、リアリティーを追求することで、エンターテインメントの可能性を広げていく。

成果
招へいした五代新一氏は「サムライブ」という殺陣のアクションをメインに、国内外でショーやワークショップを開催している第一人者。現在の忍者ショーは観客の約8 割を外国人が占めるため、海外向けの刀の使い方やアクションの作り方を習得し、将来的には海外発信をしていきたいとの狙いがあった。定期公演に出演している15~20 名の役者が参加し、最初の3 日間は所作とアクションの作り方を習い、最終日は座学として着物の着方、外国人客への対応の仕方を学んだ。近年は観客側の知識レベルが上がり、ショー的な要素に加えて「本物の技術」を求められるようになり、例えば武士の正座やお辞儀の仕方はなぜこうなのか、演者自ら丁寧に説明できるように所作の意味について学習した。また、当社のショーは体験型・参加型で、開演前に観客に舞台に上がってもらい、手裏剣や吹き矢を体験するプログラムになっている。今回の研修を受講して、以前はただ形でしか教えられなかった部分が、動作や所作の意味まで教えられるようになったため、参加者にはより印象に残る体験メ ニューになったと思う。演者の動きも格段に向上し、美しくなった。所作について専門家から直接手ほどきを受けることで、意識をしていても忘れてしまう部分や見落としていた部分を再確認でき、多くの新しい発見があった。外国人客向けとしてだけではなく、日本のアクションに詳しい人に見せても恥ずかしくないショーに近づけたのではないかと自負している。


今後の展望

まずは今回の研修で得た技術・演技・知識をさらに深化させ、毎週末のショーの集客向上を図り、多くのインバウンド客に「沖縄観光といえば琉球忍者」と連想してもらえるような、沖縄発の世界的エンターテインメントを目指す。今後は活動の幅を広げて琉球忍者のテレビ映像制作にも取り組み、コンテンツの2 次展開として県内ロケ地への誘客にもつなげていきたい。


株式会社ashibi enterprise
https://www.ashibi-ent.com/

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