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受講者コラム 海外専門家等招へい(招へい先:台湾)
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「安心・安全」な沖縄観光の実現につなげる国際医療対応力強化研修

株式会社SORAアカデミーサポート 共同申|沖縄医療生活協同組合(業種:その他)

(企業担当者) 代表取締役社長 城間 宇恵さん

研修期間
令和2年1月29日~令和2年2月2日(実研修4日間)

目的
人口比で世界一の透析患者数を抱えている台湾は、その医療技術の先進国でもあるが、日本の透析方法と相違点もある。そのため、台湾の透析医療の環境、技術の相違を学び、沖縄でも安全な治療及び外国人透析患者への正しい知識と対応を身につけることを目的に、台湾から専門家の方を招へいし研修を実施した。

成果
今回の研修は、実際来県された台湾の透析患者の透析現場に台湾の専門家と県内の医師、看護師が参加することで、透析方法の相違点などについて意見交換を行った。これは国際対応力の向上と、より安全な透析の提供、そして患者の国籍言語で対応する重要性への理解という目的で実施された。4 日間の研修では来県した台湾透析患者の外来受診に関する指導をはじめ、患者の旅行中の食事、体調管理また透析中の食事摂取注意事項の指導、台湾旅行透析患者の実態確認などを行い、多くの学びがあった。特に印象に残っているのは、台湾と日本では異なる治療法について議論できた点。日本で治療に使われる血液抗凝固剤(ヘパリン)という薬が台湾透析患者には使用できない場合があり、来院した際に、その対応に困っていた。今回の研修の中で台湾の専門家に台湾での血液抗凝固剤(ヘパリン)の使用状況及び使用量などを確認、使用できない患者にはその代替となる対応方法を細かく指導してもらった。実際に医療従事者が台湾の透析患者の診察をしながら様々な意見を交換しあったことで、今後の対処方法が見つかり、これまで抱いていた疑問点や問題を解決することができた。また、沖縄の受け入れ医療機関だけではなく、協力病院のスタッフ及び透析関係者など多くの方に呼びかけ、勉強会を実施。台湾と日本の透析環境の違いや透析技術について理解を深めることができた。


今後の展望

今回の研修を通して、海外透析患者の受け入れに対する沖縄医療現場の変化が見られ、現場の対応力の向上にも繋がったとの声が聞かれた。また、そうすることで、弊社の医療サポート事業展開にも相乗効果が期待できると手応えを感じた。今後このような国際医療交流の取り組みを広げ、継続して行い、健康弱者への医療サポートを進め、「安心・安全」な沖縄観光の実現を目指す。


株式会社SORA アカデミーサポート
http://www.sora-as.jp/

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