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受講者コラム 国内外OJT派遣(派遣先:アメリカ(ハワイ コナ))
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ハワイの海洋深層水産業から学ぶ経営改善及び海外展開サポート

一般社団法人 国際海洋資源エネルギー利活用推進コンソーシアム(業種:その他 海洋産業に関する産学官連携団体)

(研修生) 仲宗根 弥生さん

研修期間
・令和元年11月10日~令和元年12月13日(34日間)

目的
当会の収益事業として、ハワイへの海外展開や技術提携を目指す久米島島内・県内事業者へのコンサルティング事業を強化する為、課題と対応について現地の海洋深層水関連施設およびUCC ハワイにて研修を行う。また、世界最大の海洋深層水取水設備を持つハワイ州立の機関NELHA と、その広報や対外活動、見学対応、教育活動、アウトリーチ等を所管するFriends of NELHA にて研修を行い、久米島における当会のこれらの活動を魅力化し、収益事業に繋げる。

成果
ハワイにおける海外展開の全般的課題の情報収集では、沖縄の産品をハワイで販売する場合、ハワイの物価が高いことは採算がとりやすくプラス要因であるが、ハワイ州は輸入体質からの脱却・自給率の向上を掲げているため注意が必要だと感じた。沖縄の産業技術のハワイへの導入・ハワイ市場への展開については、環境負荷に注意が必要で、包装資材を天然に近い素材等を採用した方がよいことが分かった。海ぶどうについては、久米島の企業の技術移転を希望しているハワイ企業を視察し、情報収集ができた。高品質な海ぶどうがハワイでも商用化できれば、現地での需要は十分に見込まれることを実感したので、今後の支援に活かしたい。コーヒーについては、UCC ハワイにて栽培からカップに注がれるまでの全プロセスの知見を短期間で得られ、海洋深層水の冷熱利用をコーヒーの育苗に応用する等、海洋深層水とコーヒーのコラボレーションは様々な可能性が考えられることが分かった。久米島の海洋深層水とコーヒーが共に世界ブランドになれば、そのコラボ商品のPR 効果は絶大だと感じた。産業観光や教育への活用と収益事業化については、視察ツアー、STEM 教育(S=Science(科学)T=Technology(技術)E=Engineering(工学)M=Mathematics(数学))、アウトリーチ活動(サマースクール形式の環境学習・インターンシッププログラム)等の運営について視察同行やヒヤリングにより知見を得られた。


今後の展望

視察対応では、当会も地球環境や地域の持続可能性のような一本軸を設定し、ツアー参加者自身が環境保全に貢献しているような意識を持つよう改善したい。運用面では、オンライン予約システムを導入する等作業効率化を図りたい。海外展開サポートでは、市場や現地企業の現状を把握し、様々な可能性を見出せたので、今後はさらに具体的なサポートをしていきたい。


一般社団法人 国際海洋資源エネルギー利活用推進コンソーシアム
http://www.gosea.info/jp/

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