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受講者コラム 国内外OJT派遣(派遣先:アメリカ(ハワイ コナ))
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6次産業化を目指して世界三大コーヒー産地コナでノウハウを学ぶ

しらせコーヒー園(業種:その他(農業))

(研修生) 安村 翔太さん

研修期間
・令和元年11月6日~令和元年12月13日(38日間)

目的
世界でもブランドコーヒーとなっているコナ・コーヒーの6 次産業研修を実施し、久米島産100% のコーヒー豆の生産性向上及び商品化に繋げる。さらに沖縄の新たな特産品の創出を図るとともに、豆の収穫から焙煎まで体験できるコーヒーツーリズムのサービス構築も目指す。

成果
創業30年になる、UCC のハワイ直営農園にて、コーヒー豆の栽培から加工、販売、ツーリズム(収穫・焙煎体験)の研修を実施。栽培では、収穫量を増やすためのカットバックを行い、生えてきた縦枝を3~4 本に剪定する技法を経験。カットバック自体は以前より知っていたが、自社農園は風が強いのでカットバック後の縦枝が強風に耐えられないと思い行なっていなかった。しかし珈琲木の土台をしっかり育てれば耐えられることがわかり、今後ぜひ実行したいと思った。そのためにも、沖縄の強い日差しから珈琲木を守るシェードツリーが必要であることを学んだ。また、植物の根に寄生する線虫対策として、線虫に強い品種(リベリカ種)へ植替えたり、接ぎ木の活用が有効であることがわかった。加工では、研修先の施設の規模が大きく、1日の加工量が自社農園の納品の1年分の加工量に匹敵し大変驚いた。そんな中、自社農園と近い少人数で精製作業を行った日もあり、作業効率アップの面でとても参考になった。キオスクでは接客や商品の品出し、焙煎体験ツアーについて研修。焙煎体験をするお客様の楽しそうな表情に、自分たちの農園でもぜひ取り入れたいと思った。販売やツアーに関しては、自らのコミュニケーションスキル向上の必要性も感じた。研修中に夫婦で2,000 本規模のコーヒー園を営む農家を訪ねた。除草対策として珈琲木の周りに四葉のクローバーを植えるなど、少人数でも大規模な農園を管理するために様々なアイデアを実行しており、大変参考になった。


今後の展望

今回の研修先は大規模だったが、短時間で処理する方法などは自分たちの農園にも活かせると感じた。収穫量を増やす栽培管理についての学びは、現在当農園で管理する700 本の珈琲木を徐々に3,000 本にまで増やし、農園を拡大する際の参考にしたい。夏頃にカフェをオープン予定なので、今後は焙煎体験ツアーも取り入れていきたい。


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