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受講者コラム 国内外OJT派遣(派遣先:タイ (バンコク))
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タイでの焼肉店開業に向けた現地責任者の人材育成

株式会社夢廣場Japan(業種:飲食業)

(研修生) 澤田 健さん

研修期間
・令和元年8月1日~令和元年10月1日(62日間)

目的
当社は中国、台湾で飲食店を開業するなど、もともとアジア展開を視野にいれた飲食店経営を行っている。今回タイ・バンコクに本格的に出店するにあたり、開業責任者となるスタッフが現地の慣習や趣味・嗜好などをリサーチ。また開業準備や店舗運営に必要となる労務管理、法律等の知識を得てもらうべく、本制度を活用しOJT を実施した。

成果
研修先の日本式焼肉店「銀龍 焼肉研究所」は、平成30 年に開店した現地の繁盛店で、主な客層が日本人およびタイ人の富裕層と当社のターゲット層に近く、またタイ人スタッフを多く雇用し研修制度も充実していることから今回OJT の受け入れを依頼した。約2ヶ月間ホールや厨房で実際に働かせてもらったおかげで、「オペレーションや接客は日本と同じやり方でよいか」、「タイ人の嗜好に合わせた商品開発が必要か」、「価格帯の検討」など今後タイで展開していくにあたって様々なことがリサーチできた。また、日中は日系飲食企業のコンサルティング実績が豊富な会計事務所「タイコミ」にて、必要となるタイ人スタッフの雇用契約や労務管理、現地の税金制度、法律などについて勉強し、開業準備を進めた。事前にしっかりとタイの文化や慣習、嗜好などが把握できたのは大きく、例えば、タイ人はウニ好きということがわかったので既存のウニを使ったメニューをブラッシュアップしたり、寿司が人気なことから沖縄にはないタイ限定メニュー「肉寿司」の開発につながった。また当社設立時から力を入れている接客面においても、笑顔や元気さは現地でも武器になると改めて実感できた。令和元年12 月にバンコク1 号店がオープンしたが、おかげさまで開業はとてもスムーズで、また現地スタッフとのコミュニケーションも現在のところ問題なくできている。


今後の展望

1 号店を足がかりにバンコクに店舗数を増やし、肉の一括仕入れ・調理を行うセントラルキッチンもオープンに向けて準備を進めている。また、タイと県内店舗の人材交流を行いスタッフの質の向上を図ることで、国内外から訪れるお客様の満足度向上にもつなげていく。今後はマレーシアやベトナムにも出店予定だが、現地OJT は非常に有効だったので、こうした支援事業があれば積極的に活用して成功確率をあげていきたい。


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