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受講者コラム 国内外OJT派遣(派遣先:ブラジル)
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アセローラ加工製造の衛生・品質管理強化に向けた人材育成(HACCP認証に向けて)

株式会社アセローラフレッシュ

(研修生) 並里 康明さん

研修期間
平成30年12月1日~平成30年1月31日(62日間)

目的
製造業において食品衛生管理の国際標準と言われるHACCP導入が義務化されることになった。当社においても「HACCPに基づく衛生管理」や品質管理を行えるよう、アセローラ事業に特化し国際衛生管理法を取得している製造現場の取り組みを学び、さらなる生産力向上と付加価値向上・販路拡大に繋げる。

成果
アセローラ事業に力を入れている株式会社ニチレイフーズの子会社であるブラジル工場は、HACCP認証だけでなく、さらに厳しい基準を持つFSSC22000を取得している。製造は不純物が混ざらないように全工程が機械化されており、ボタンを押せば空気に触れることなく加工・製品化され、徹底した衛生管理が行われていた。一方、品質管理では自社で行う成分分析でビタミンCの含有量を管理し、人間の感覚で行う味見や色味についても明確な基準を設けており、徹底した管理が安心・信頼に繋がり輸出を有利にしていることが伺えた。
精密な機械を導入していることにも驚いたが、何よりも勉強になったのは人材教育だった。国際基準の品質・衛生を管理するための研修が定期的に組まれており、末端の従業員まで落とし込まれていた。研修前は、製造担当の自分だけが意識すればHACCPの認証を受けられると考えていたが、全従業員の協力なしに実現できないことに気づき、当社での具体的な取り組みが見えた。


今後の展望

2019年1月にHACCP導入チームを結成。HACCP認証コンサルタントの力を借りて、5Sや基本知識の習得など、意識改革に取り組んでいる。最初は作業が増えることに戸惑っていたスタッフも、今では現場ならではのアイデアを提案するように意識が変わっている。
工程図や工場の建材など細かなところまでマニュアル化されていたブラジル工場を見習い、誰でも理解できるようなマニュアル化を進めていく。温度管理・清掃記録などを記録するデータ化にも取り組んでいく。認証に向けて人材教育・品質向上・生産性向上などの好循環を生み出し、高品質・安全を強みに国内・海外展開にも拍車を掛けたい。


株式会社アセローラフレッシュ
http://acerola-fresh.jp/

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